2016-03-22 第190回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
日中議員会議のために行ったわけでございますけれども、その際、全人代のメンバーで社会福祉を担当されている委員の方から、日本の介護制度とそれから北欧モデル、どちらを中国として導入するか、まさに今検討の山場に入っているということでございました。 我が国は、少子高齢化という課題先進国でございます。
日中議員会議のために行ったわけでございますけれども、その際、全人代のメンバーで社会福祉を担当されている委員の方から、日本の介護制度とそれから北欧モデル、どちらを中国として導入するか、まさに今検討の山場に入っているということでございました。 我が国は、少子高齢化という課題先進国でございます。
典型が北欧モデルですよね、デンマークモデル、スウェーデンモデル。解雇はどんどんできるんですよ。だけれども、それはきちっと積極的労働政策で次の職場を見つける。再分配もしっかり行う。 アメリカでもイギリスでも、あの競争主義の国で給付つき税額控除が、日本では見向きもされない給付つき税額控除制度が入っている。イギリスでは、九九年に最低賃金法が復活しまして、それから最低賃金が六割上がったんですね。
よく教育でも、例えば北欧モデルとかアメリカモデルとか、どっちを日本がモデルにしているかとか、いわゆる日本型社会福祉、日本型教育というのはそんなにないんですね。どこかを参考にしてやっている改革であるということ。だから、例えばこれは、フィンランドで話をすると、いや、既にもうこれはフィンランドと同じことじゃないかなということ。 だから、そういうユニークさがない分野も、すべてがそうじゃないと思いますね。
それで、例えばスウェーデンとか北欧モデルというのを調べてみたんですけれども、やはり九五年あたりに不良債権処理をかなり速いスピードでやったんですが、北欧ですから歴史的に雇用保険だとか失業救済システムが違いますけれども、かなりの社会保障は雇用システムが受け皿になって、それがあったから逆にスムーズに不良債権処理も進んだというようなことが実際にはあるわけですね。